青年会議所は、個人としては自己成長を目的とし、組織としては明るい豊かな社会の実現を最大のテーマとしている。
メンバー同士が若き情熱を胸に意見を交し合う。自分にはない能力や価値観の折り合いから、個人の心は磨かれる。更には毎年、皆が新しい役割を担う。効率的な成果を生み出 すことだけが目的なら、同じメンバーが慣れた役割を担った方がよい。不慣れな役割を担 うことで自己を研鑽し成長するのだ。そして、個人の成長に伴い組織も成長しいくのであ る。
青年会議所は20歳から入会資格を有し、40歳を定年に卒業する。これは真摯な情熱 を結集し、社会貢献することを目的に組織された青年のための団体だからである。
精力的な運動を発信していく為には、豊富な人材を迎えいれることが必要不可欠である。
しかし、北名古屋青年会議所はじめ、全国691箇所に存在する青年会議所の会員数は 減少を続けている。少子化の影響なのか、若い世代の価値観が青年会議所の意義と相まみいれないのかよく分からない。
しかし、私は思う。これまでの我々の運動が十分に理解を得られていないのだと。自分の住む街の、自分が親しくする人の幸福を願わない人はいない。
ありとあらゆる課題の解決を目指す青年会議所には無限の可能性がある。