■第8代 理事長
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峰雪写真大
■スローガン

 「率先垂範」 〜新時代を創造する〜

■所信

【はじめに】

この街には縄文時代の堤下遺跡などがあり、鎌倉時代の寺社建築物も残っている。昭和 日常博物館や旧加藤家住宅など近代の歴史も大切にしている。幹線道路沿いには様々なオ ブジェが飾られており、街のあちらこちらから文化の薫り漂ってくる。 

程よく自然も残っていて住みやすい。名古屋駅から約10分。高速道路や幹線道路が何 本も整備され車のアクセスも良い。 道を歩けば、挨拶をしてくれるこのハートフルな街を、私は愛して止まない。 

これまでに、英知を結集し、この街を創ってくださった先人の方々への報恩感謝の念に 堪えないのである。

我々が活動する北名古屋青年会議所の礎を記す。

創立宣言文

滾る情熱を持った意気溢れる若き力こそ、幾多の苦難を乗り越え更なる指針を標 榜する我が国の正しき発展に寄与する事ができる唯一の力である。

後世への架け 橋として自らの知性と徳性の研鑽に努め、青年としての重責を全うすべく進取果敢 に邁進し、明るい豊かな社会の実現、そして恒久的な世界平和の実現を企図し、志 操堅固な信条を胸に敢然たる想いで、無二の同志と共に此処に「北名古屋青年会 議所」の創立を宣言する。

初代理事長 小山 雅也

北名古屋青年会議所は、2015年に初代小山雅也理事長のもと、「剛毅果断」~此処に尊き 青年会議所の礎を築く~というスローガンを掲げ、更なる「明るい豊かな社会」の実現を目指 し、10名のメンバーと共に北名古屋青年会議所は設立されました。

【率先垂範】

新型コロナウイルス感染症の流行は私たちの生活に大きな影響を与え、経済や生活様式

を中心に多角的に関連した問題が山積しています。それだけだはなくインターネットを用 いたテクノロジーが日常生活へ融け込むことによる格差や、今までにない速さで個人の価 値観が多様化し、目に見えづらい課題が増えています。またコロナ変異株や新たなウイル スがもたらすかもしれない天災、各地で頻発している豪雨や危惧され続けている南海トラフ地震をはじめとする災害など、私たちは前には新たな社会課題が現れると予想されます。

この新たな課題が現れる時代に、私たちは滾る情熱を持ち、進取果敢に社会課題と向き合い、解決することで恒久的な街の発展に寄与しなければなりません。その為には会員の人財育成が必要不可欠です。会員は自分ではない誰かや、地域や、何かのために未来志向を持ち、会議所として自由闊達に自分の考えをぶつけ合うことで、自分には無い考えを知り、己を磨き、進化し続け、地域を牽引するリーダーへ昇華することを目指します。

【自国と地元を誇れる社会】

一時代前、多くの国が更なる物質的な豊かさを求め、植民地支配による外需の獲得や資

源の獲得などに走った時代がある。そして起こった戦争は、多くの悲しみを生み、傷跡を残した。

この物質的な豊かさを求めた戦争を繰り返さない為に、国や地域の垣根を越えて資源 (お金・モノ・人材・情報など)をやり取りできる仕組みがグローバル社会であり自由経済である。そのグローバル社会も変革の時を迎えている。2つの大国が世界の経済圏の覇権を争い、自国に近しい国々を巻き込みながら対立を深めている。並行して、規制緩和な どが相交り自由な経済活動により、土地、資源や企業などを買収し、富める者が更なる富を築き、これまでに無い程の貧富の差が国内外で生まれている。

これらの背景には2000年に謳われたIT革命、つまり通信技術の向上により、売買、 広告、メールや携帯電話の普及、地デジの普及など、甚だ便利になり、新しい悦楽を生み 出した功罪とも言えよう。

現代にはコロナ禍が後押し、SNSなどWEB上でのコミュニティの確立をはじめ、通販サイトの拡充、人工知能の発達等、ハイテク化が加速度的に突き進んでいる。

これらにより若い世代を中心に、直接的な人と人との関わり合いが希薄になることが増えた。さらに情報格差が世代間だけでなく、個々の価値観からなる有様が多様化し、生活 の変容が伺える。これからの数年後、何がもたらされるのか、危惧せずにはいられない。

我々は、これまで留まることなく遷移してきた世の中をよく理解し、新時代を適切に捉えるリテラシーを育み、そして止まることのないハイテク化を利用しながら世代間を超え多様化した個性が協和するコミュニティを育むことで、社会課題を見出し解決していく術を今まで以上に向上させる必要がある。

その反面、人は人と直接触れ合い活動することで相手を深く理解し、教養が長じ、精神を豊かにする。北名古屋に、ほどよく残る自然や芸術をはじめとした文化、回想法などに基づく福祉の精神に直接触れ合うことで、ハートフルな北名古屋の民度がますます高め、 明るく豊かな社会に近づけたい

「生き残る種とは、最も強いものではない。 最も知的なものでもない。 それは、変化に最も適応したものである。」

チャールズ・ダーウィン

【地域住民主導型の街へ向けて】

北名古屋市は行政が中心となり健康快適都市を目指し、待機児童ゼロ施策や児童館・児童クラブの拡充、18歳未満の医療費無償化、保育園・幼稚園の一定額無償化、地域コミ ュニティを育み、多くの施策のおかげで、国内では本格的な人口減少が謳われる中、堅調に人口増加を続けてきた。

一方、高齢者率は毎年上昇を続けている。2022年度には遂に人口減少を向かえつつ ある。このことを、当たり前のことで何事でもないように捉える方々が大勢いるように思えてならない。

高齢者率が上がり、生産人口率が下がれば財源は当然減少していく。言うまでもなく、 これまで享受していた、市の標榜でもある「健康で生きがいを持って暮らせるまち」、「豊かな学びと心を育み文化の薫るまち」、「安全・安心で環境にやさしいまち」、「快適で利便性の高いまち」、「魅力的で活力あるまち」、といった美しい街の姿は少しずつ霧中に消え いくのである。

それではいけない。 しかし、誰もが忙しい時代の中で、自分や家族のこと、仕事のことで精一杯である。 では、どうすれば街の憂いについて市民に関心を持ってもらえるのかが問題となる。

私が思うに、人は自分の興味のあることに関心を示す。子供は小川に泳ぐメダカに関心を持ち、母親はスーパーの野菜の価格に関心を持ち、父親は家族を養う為に仕事に関心を持ち、高齢者は健康のことに関心を持つ。また、法人は業績と従業員の幸福や、顧客の幸福に関心を抱く。当然それぞれに万別の関心があるのだ。住まう北名古屋市には田畑が広 がり小川が流れ、ショッピング施設も点在している。医療機関も充実し、多くの企業もある。他にも文化財や地域に根付いた風土や芸術など多くの関心の種となる可能性を秘めた資産たくさんあるのだ。

地域の活性化を図る為にも関心を魅力に変え「働き世代を中心に、定住したくなる街づくり」をしていかなければならない。それだけでなく、防災・減災対策においても、行政や各自治体が取り組むだけでなく、多くの人々の英知を結集し、産学官民の協働を図り、 地域住民が主導する明るい豊かな社会を目指し続ける必要がある。

【成長と会員拡大について】

青年会議所は、個人としては自己成長を目的とし、組織としては明るい豊かな社会の実現を最大のテーマとしている。

メンバー同士が若き情熱を胸に意見を交し合う。自分にはない能力や価値観の折り合いから、個人の心は磨かれる。更には毎年、皆が新しい役割を担う。効率的な成果を生み出 すことだけが目的なら、同じメンバーが慣れた役割を担った方がよい。不慣れな役割を担 うことで自己を研鑽し成長するのだ。そして、個人の成長に伴い組織も成長しいくのであ る。

青年会議所は20歳から入会資格を有し、40歳を定年に卒業する。これは真摯な情熱 を結集し、社会貢献することを目的に組織された青年のための団体だからである。

精力的な運動を発信していく為には、豊富な人材を迎えいれることが必要不可欠である。

しかし、北名古屋青年会議所はじめ、全国691箇所に存在する青年会議所の会員数は 減少を続けている。少子化の影響なのか、若い世代の価値観が青年会議所の意義と相まみいれないのかよく分からない。

しかし、私は思う。これまでの我々の運動が十分に理解を得られていないのだと。自分の住む街の、自分が親しくする人の幸福を願わない人はいない。

ありとあらゆる課題の解決を目指す青年会議所には無限の可能性がある。

【むすびに】

終戦間もない1950年に東京・大阪と並んで、名古屋の地に「日本経済の正しき発展と世界平和の実現にいささかなりとも寄与する処あらんと企図する」と発し、名古屋青年会議所が誕生した。 戦争の傷を背負ったうえ、何もなく、未来予想が不安定の中、先人たちの将来を描く情熱と実行力には、我々の想像を絶するものがある。 

未だかつてない速さで世の中の構造変化が起きている現在ではあるが、手法や表現を変化させながら、脈々と志は受け継がれ、子供たち育成やボランティア、地域の特性を活かした街づくりなど 私も北名古屋市がより「明るく豊かな社会」に近づくよう一生懸命に邁進していきたい。

また、今日までご支援とご協力を賜った、公益社団法人名古屋青年会議所をはじめ、各地青年会議所。そして、そのメンバー諸氏、先輩諸兄。地域の行政、各種団体の皆様のご支援とご協力の おかげで活動できることを心から感謝します。