●副理事長 細江駿介
北名古屋青年会議所は、昨年度創立10周年を迎えることができました。これも先輩諸兄が創立以来進取果敢に邁進し活動してきた礎があるからこそであり、先輩諸兄が紡いできた北名古屋青年会議所の歴史を未来につなぐ立場として身が引き締まる思いです。
本年は、この先の10年に向けたスタートダッシュの年となり、峰雪真行理事長の掲げたスローガン「勇往邁進~新しい未来に向けて~」を実現するべく、各委員会委員長と連携し、北名古屋青年会議所の活動を展開していく所存です。
人々の関係性が希薄な状態では、内向的となり、自身の置かれた状況の問題点や改善すべき点に気づくことができません。現代は多様性が尊重される社会となり、皆人々が様々な背景を持ちながら社会生活を送っています。北名古屋市には8万6000名も集まり紡いできた歴史があります。人が集まる北名古屋市において、北名古屋市内外の人々・団体とが交流する機会を持ち、それぞれの考えを発信しまた聞く機会を持つことで、自らを客観視することができるようになり、新たな気付きを得ることができます。こうした人と人の結びつきを持つ機会を、行政や団体などと協働して北名古屋青年会議所が主体的に創設し、北名古屋市をより今の時代にかなったリテラシーを持つハートフルなまちになることを目標に、北名古屋市の発展に寄与できる組織となることを目指します。
北名古屋青年会議所は、現在会員数が6名であり、昨年同時期比で会員を増加させることができました。しかし、北名古屋市の、北名古屋青年会議所の魅力を発信するためには、会員数をさらに増加し組織としての体力をつけることが必要です。会員数の増加が果たされることにより、多種多様な考えを持った会員同士の議論が活発化し、会員自体の資質の向上に寄与し、街・社会の健全な発展にも寄与します。そのためにも、会員増加に向けた北名古屋青年会議所の活動を積極的に発信し、対外的な交流の機会を創出するよう努めます。また、北名古屋青年会議所を様々なライフステージの方が参加しやすい、人が定着する会議体とするべく、会議体としての活動や運営について、メンバーから意見をしやすい開かれた環境を提供し、自由闊達な議論が行われることを促進することで、会員の能力・資質の向上を図ることを目指します。さらに、うつくしい街北名古屋市に拠点をおく北名古屋青年会議所として、行政・地域との関わり合いを通じて北名古屋市の魅力を内外に発信し、北名古屋市及び北名古屋青年会議所への関心を向け、人々が関心をもつ組織・まちづくりへの奉仕を目指していきます。
北名古屋青年会議所が創立10年を迎えた後の初年度となる本年は、次の10年に向けたスタートダッシュとなる重要な年です。北名古屋青年会議所が将来に向け存続し信頼される組織としての体力・能力をつけ、「新しい未来に向けて」様々なことに挑戦し邁進してまいります。