■北名古屋青年会議所(JC)とは

100年前アメリカ・セントルイスの地にて、ヘンリー・ギッセンバイヤ・ジュニアというひとりの青年が青年会議所運動という希望の光を灯した。その輝かしい光は世界に綿々と著聞し、志を同じうする者と共に世界を明るく照らし始めたのである。その後1949年、未だ戦争の深い傷跡を残す我が国日本にもその光が差し、そこから65年という歳月をかけて、その運動は多くの民に伝播することで輝きを増し、一人ひとりの心を動かしながら時代の変遷と共に幾多の進化を遂げ、ついにこのまち「北名古屋」にその光は辿り着いた。 恒久不変な世界平和の確立に向けて、人々を奮い立たせるメッセージが現れる事を目指す至誠にして動かざるものは、未だこれ有らざるなり。

※引用:初代 小山 雅也理事長「理事長所信」

■設立宣言文

滾る情熱を持った意気溢れる若き力こそ、幾多の苦難を乗り越え更なる指針を標榜する我が国の正しき発展に寄与する事ができる唯一の力である。後世への架け橋として自らの知性と徳性の研鑽に努め、青年としての重責を全うすべく進取果敢に邁進し、明るい豊かな社会の実現、そして恒久的な世界平和の実現を企図し、志操堅固な信条を胸に敢然たる想いで、無二の同志と共に此処に「北名古屋青年会議所」の創立を宣言する。

2014年9月29日
 初代理事長予定者 小山 雅也

■設立趣意書

我が国において青年会議所は、日本経済の正しき発展と世界平和の実現に向け、戦後復興を成し遂げる想いで60年以上前に設立されました。現在では日本全国において、 地域の発展から恒久的な世界平和を目指した様々な青年会議所運動が展開されており ます。 一方、平成の大合併により2006年に旧師勝町と旧西春町との合併で誕生した北名古屋市。地理的に豊かであり、人口も増加し続けている反面、合併による地域の温度差 や市民の愛市精神の希薄化という問題も山積しています。今後、地域住民主導型のまち づくりが実現するには多くの問題があると言えます。北名古屋の未来のためには産学官 民全てが自立し、共助をしなければいけません。その懸け橋となる者こそ、我々青年であると考えます。青年に与えられた使命を、幾多の困難にも怯むことなく積極果敢に立 ち向かい全うしなければなりません。 10年後、20年後、またその先の将来を見据えて、「人」「まち」に自信と誇りを持 ち、住みやすく活気あふれるまちの創造を目指し、当地に於いてもこれらの趣旨に賛同 する青年経済人を集結「北名古屋青年会議所」を設立します。そして、日本経済の発展と世界平和の実現に向けて、この地から発信できる青年会議所運動を展開していきます。 我々の住まう地域の発展が日本の発展、そして世界平和へと繋がるものだと信じて。

2014年9月29日
 仮称 北名古屋青年会議所設立準備委員

■認証証伝達式

2015年5月11日、愛知県北名古屋市「北名古屋市健康ドーム」にて、一般社団法人北名古屋青年会議所の認証証伝達式及び祝賀会が行われました。
認証証伝達式は、全国697番目(認証番号786番)の新設LOMとして承認された一般社団法人北名古屋青年会議所へ、日本青年会議所への正式加盟を公認する認証証の伝達を行う式典です。
日本青年会議所からは柴田会頭をはじめとする役員、メンバーが多数参加しました。
来賓としてご出席された北名古屋市長の長瀬保氏からは「市町村合併により、市政10周年目を迎えた節目の年に設立される北名古屋青年会議所には大きな期待を寄せている」と挨拶されました。
柴田会頭は「過去に捉われる必要がなく、未来を見据えることができる北名古屋青年会議所は、今、日本で最も可能性に満ち溢れたLOMである」と激励のスピーチを行いました。
柴田会頭から認証証を受け取った北名古屋青年会議所の小山理事長は、「未来を見据え、明るい豊かな街の創造を実現するために日々活動していきます」と決意を表明されました。
式典は盛況のうちに終わり、北名古屋青年会議所が名実共に北名古屋の地においてJC運動を本格的に展開していくこととなりました。